あかね色に染まる坂 椎名観月ルートクリアー

「可愛いから許します。でへへ」

前作と同じように主人公は生徒会長にデレデレで、生徒会長も生徒会長で今回黒かった模様。しかし、上記の言葉で万事解決。この単純さは相変わらず好きだよ。アニメ版ではそういうのが無いので残念だけど。

プレイヤーとしては部分部分で観月先輩が『見えざる手』として準一と優姫との婚約破棄の為に暗躍、もしくはそういう裏で動いている場面を見ているので、それを準一に告白した時の驚きはあるはずもなく。観月先輩にしろ、冬彦にしろ、なごみにしろ裏で動いている主要キャラが多すぎなんじゃなかろうか、と思わなくも無い。
結局1番の壁になってくるのは長瀬パパであり、長瀬パパが観月先輩を認めなかったのは観月先輩の父親が過去に多くの犯罪に加担していたからという理由だったからなわけで。だから「そんな犯罪者の娘は認めーん!!」ってのが問題に。その誰もが引いてしまう犯罪者の娘というレッテルと学園で起きてきた事件の裏側を会場の人に知ってもらい、それを受け入れてもらうという雰囲気を長瀬パパに見せ付けることで問題解決、ってことでいいのだろうか。ジャンルにドラマチックと付くのだからこれで解決してもいいんでしょう。

最初は準一の気を惹く為にやっていたのが、いつの間にか自分が好きになってしまったというのはよくあること。前回の諏訪ののか先輩とはまた違った黒さ。黒さとはいってもののか先輩に比べたらまだ白いと思いますが。ののか先輩は本格的に表で黒かったイメージがあるけど、観月先輩はそれに反して裏で黒い感じだったし。

ストーリー的には湊ルートよりは良かった・・・のかなぁ。ののか先輩の時のように何周もプレイするって事はなさそう。湊の時と同じく精神的に追い詰められた時には優姫が登場。それと状況が厳しくなった時には必ずと言っていいほど冬彦が登場、ってのはこのゲームの方式でもあるんだろうか。周りの協力があってという中でどうしても目立ってしまうということもありそうだけど。なごなごに対する好感は上がりました。みるということもあって。ルートには行きませんが(ぇ とりあえずこれであかね色に染まる坂は終了。


12・18までにはまだ時間があるので、次は秋色恋華MagusTale辺りを。