WBC世界フライ級タイトルマッチ

内藤大助VS熊朝忠

内藤大助辛勝。手に汗握るというか、祈る気持ちで観ていた今回。ダウンを取られてからの残り時間「耐えろ!耐えろ!」と思っていたし。やっぱりダウンしたラウンドはどうしても身体が思うように動かないようだけど、次のラウンドでしっかり打ち合っている内藤選手はさすが。
対して熊朝忠選手は身長150cmという小柄でありながら、筋肉質で繰り出される右フックが恐ろしかった。そして、打たれてもふら付きもしないタフさには恐さすら感じてしまったんですが。手数の多さで今回は何とか内藤選手が勝ったけれど、今後どんどん勝ち上がってきそうな選手に思ったわけで。


両目蓋が切れ、口の中が血だらけというボロボロの戦いをしてればそりゃ奥さんも泣くわ。今回の試合内藤自身も悔しかったようで、ファンに対して申し訳無さと感謝を表す姿ってのは勝者とは思えない。そんな殊勝な姿も内藤選手の長所なんだけどさ。そんな内藤選手を応援する「大助頑張れー!!」という声援になぜかテレビ越しに観ている自分が泣きそうになった。


まぁ何とかタイトル防衛おめでとうございます。今後も頑張ってください。


どうでもいいかもしれないが、TBSの実況も相変わらずやね。悪い意味で。