あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 第11話(最終話)『あの夏に咲く花』

ついに最終回。

「ただね・・・一つだけ。仁太は泣かないの。多分私がこうなっちゃったから、ずっと気を張っているんだと思う。」

じんたんの母親が生前何気なく言ったその言葉からめんまが『じんたんを泣かせる』というのがめんまの本当の願いであり、それは既に第8話の時点で達成済み。"あの日"じんたん以外の超平和バスターズを集めたのはその相談をする為って事に繋がるとは。そして、その日にあなるとゆきあつはじんたんを呼びつけ、じんたんがめんまの事をどう思っているか、めんまはじんたんの事をどう思っているかを聞こうとした。つるこは2人の企みを知りめんまに言うも、めんまの器の大きさに劣等感を覚える。ぽっぽはめんまが川で流されていく死に際を目撃してしまった。そんな全員が過去の懺悔をするところではまだよかったものの、めんまが消える寸前に必死で書いた手紙を見つけた場面で自分の中にある色んなものが決壊してしまったわけで。何よりね、やっぱり真っ先に素直な好きって言葉をめんまに投げかけたぽっぽは本当に良い奴だなって思ったわけです。
最後に超平和バスターズの皆がめんまの事が見えて、それそれが心の中でつっかえてるモノが取れ、そしてまた再び超平和バスターズ再結成。しかも、幼少の頃とは違い、裏の感情が根深いわけではないから今まで以上に仲の良い超平和バスターズに。1クールという事で間延びする事もなかったし、1話1話がとても重要な作りになっており、超平和バスターズの人それぞれのキャラを凄く上手く生きたストーリーになっておりました。
良作過ぎて当分触れたくない為、BD購入中止。BD BOXが出たり、ふと思い出した時にまた出会いたいと思います。

そうやって"今"は僕の方へ問いつめることもなくて
まだ二人はすぐそこにいるのだろう「そうだ、空白を埋める言葉は」
いや、まだ言わないでおこう



Galileo Galilei青い栞』より

と何となく主題歌の歌詞読んでコピペしたけどあまりピンと来ないわけで。個人的にはUVERworldの『ハルジオン』が歌詞では合っているかな、と。

それぞれが抱えてる 大抵の問題なんて
一言では言えない事ばかりだから
間違った事もやって ボロボロだったあの日々も 今思い起こせば
新しい記憶 古い記憶 止まることの無い毎日で
忘れていく事ほど寂しい事は無いから
仲間の内の何人かは あの空に居るから 俺は上を向いて歩いて行く




UVERworld『ハルジオン』より

一人だけどね。アップテンポだけど歌詞は合ってるし誰かMAD作ってくれないかなぁと他力本願(ぇ