キスベル まとめ感想

初恋1/1』ぶりのフルコンプ。個人的に学園モノって世界観とか設定があまり深く無いからプレイしやすいっていうのが要因かなぁと。
主人公である市生が適度におちゃらけてるし、自分の中で学園モノの王道中の王道を行っていると思っている『青空の見える丘』級とまでは行かないまでも、ストレスをあまり感じさせない内容でした。うん、いいよザ・学園モノって感じで。



市生に関しては夕美ルートのみ問題アリ。1周目に夕美ルートをやった所為か市生=アホでヒロインに迷惑を掛ける主人公っていう印象が根付いてしまったけど、振り返ってみればそうでも無かったような気がする・・・うん、ラッキースケベとか色々あったけど・・・。


システムとしてはテキスト読み進める時においてのボイスカット有り無しの切り替えができないってのは気になった。昨今のエロゲではボイスカットされないの多いですし、それと同じ感覚でやっていると戸惑いが。あと、テキスト読み進めていく時に間髪入れずに選択肢が現れる為、最初そのままEnterキー押して思っているのと違う選択肢を選んでしまう事が数回あったり。基本システムあんまり気にしない自分ですが、この2つは気になったなぁと。

各ヒロインの簡易感想

高幡ちはる・・・イジられている時が1番輝いているヒロイン。他のルートでもしっかりキャラとして働いてたし良ヒロイン・・・のはずなんだけど、インパクトが無いのは個別ルートの内容が良くも悪くも安定しすぎていたからか。


長津田夕美・・・付き合う前の内容で1番ニヤニヤさせられたヒロイン。やっぱり主人公に対する好感度の初期値が低いヒロインの中盤の株の上がりっぷりは恐ろしい。個別ルートに入ってからの市生のダメっぷりを除けば本当に何にも悪い部分が無かったんだけどなぁ。


宮前エリ・・・黒髪ツインテール後輩でしっかり者。だが、Hシーンどうしてこうなった。座薬とかおもらしとか。まぁでも市生が主人公として1番活躍していたのはこのルートかな?


梶矢彩乃・・・CVかわしまりのの年上キャラの安定っぷりは異常。お姉さんぶった態度よりもそこをあえてもっと崩壊させてほしいと思ったのは自分だけだろうか。


総評

佳作。もうちょっと市生が主人公として魅力があれば良作になりえた。でも、学園モノエロゲとしては十分楽しめる内容でしたし、今後も夕美を中心に何度かプレイすることは十分ありえるわけで。ストーリーも長いわけではないので気軽にやるには丁度良いゲームなんじゃないかと思います。