ひとつ飛ばし恋愛 まとめ感想

ASa Projectの前作『恋愛0キロメートル』の時からブランドとして気になってはいたわけですが、今作のヒロイン玉森桜が購入の決定打となった一作。エロゲを再び活発的にプレイし始めているここ半年間で1番テンポ良くヒロイン攻略・フルコンプが出来た作品なんじゃないかと。理由としては雰囲気の明るさとプレイ時間が丁度良い手軽さが。

各ヒロイン簡易感想

園原碧里・・・王道後輩キャラ。序盤から和樹に対して好意があるキャラだったもあり、最初から最後まで安心してプレイできるヒロイン。個別ルートに入ってから「これ必要だったのか?」って要素はあるけど、紅を交えた話は好印象。先輩である和樹を呼び捨てにするのに敬語って違和感は最後まで拭えなかったなぁ。あと正直中の人のエロボイスは期待しちゃいかんってこれではっきりした(ぇ


蒼木夏芽・・・クールビューティー否ヘタレヒロイン。序盤からは見られなかった対人関係(主に恋愛関係)でのヘタレっぷりは良い方向で働いたんだけど、今作のコンセプトである身内、夏芽ルートでのメグ姉は色んな意味で正直邪魔だったな・・・。


玉森桜・・・好意の猪突猛進っぷりが可愛い以上に笑えるヒロイン。千乃LOVEから和樹LOVEに変わる辺りの桜は必見。千乃も千乃で良キャラだったこともあって、最初から最後まで楽しめるルートでした。本作の中で1番好きなルート。そして、あじ秋刀魚の大人しいキャラは鉄板と化した。


寿りさ・・・変顔を始めとするギャグ担当のヒロイン。ネタ的な部分が強すぎた所為か、ヒロインとして見れなかった節が・・・。共通パートや碧里ルートでの活躍の方が印象的。


総評

80点。共通・個別ルート合わせてもプレイ時間が昨今のエロゲに比べたら短い・・・気がする。そういった意味では『D.C.』とかそこら辺の時代を思い出す。身内の友達との恋愛という全ルート共通のコンセプトもあってかストーリー的な地雷が潜んでいるわけでもなく、ギャグ要素も多く入っており、安心して楽しめる作品でした。