劇場版SPEC 〜結〜 漸ノ篇・爻ノ篇
連続で観てきました。まぁ漸ノ篇についてはその前にもう１回観ていましたが。
知り合いの勧めでTVドラマ版を観てシリアスあり笑いありの世界観にすっかりハマってしまい、ついには映画館に出向くまでに。TVドラマ版・特別編・劇場版と展開していくにつれてスケールが広がっていき、最終的には世界の終わりにまで関わる事になろうとはSPECを観始めたころは想像していませんでした。
漸ノ篇については野々村係長の活躍に１回目の視聴は号泣。それを思うと１人で観に行ってよかったと心の底から思ったわけで。序盤がいつものSPECらしい掛け合い、そして後半の結末に向かう上での展開の落差が相まって、惚けたところもありつつシリアスもしっかりできるおじさんキャラが大好きな自分としてはもう泣く以外の選択肢が無かったです。故に「あー、自分の中でのSPEC終わった」とすら思えました。続きである爻ノ篇があるのは分かっているにしてもエンドロールが無いのは斬新だった。
爻ノ篇ではオールシリアスかと思いきやちょいちょい笑いを仕込んでいる辺りは流石としか。時を止められても根性で精神が止められていない瀬文さん凄い！その後の扱いは酷かったけど(笑) 当麻側のスペックホルダー全員集合という熱い展開もあったし、結末としてもただのHAPPY ENDで終わらなかった辺りは自分好み。
話は少し反れますが、上映時期が被っている『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』、というよりもTVアニメ版を観ていると結末的に通じるところがあるのでまた違った考え方を持つかもしれません。
評価：★★★★★
(最初★４でしたが、SPECの世界観やケイゾクに繋がる設定とか知っていったら面白味が増しました。)
