Fate/Zero 4『煉獄の炎』

以下ネタバレあり

あぁ、衛宮切嗣はそれが原因で死んでしまったのね。聖杯であるアイリスフィールのビフォーアフターでは若干違う部分はあるにしろアイリスフィールという事には変わらないし、とことん女性に振り回される男が多かったような。バーサーカーにしても雁夜にしてみても。雁夜は最後の最後まで報われないキャラだったのは確か。ベストオブ薄幸キャラということで。葵には時臣を殺したと思われ、葵を殺しそうになるし、桜には自分がどういう真意で来たのかも知られること無く。報われないとは思っていたけれどここまでだったとは・・・。
それに比べてウェイバーは雁夜と違い、一回りも二回りも大きくなって生還したのには驚いた。聖杯戦争後には旅をするという事しか書かれていなかったのが若干残念だったり。どちらにしても聖杯戦争と今後関わりはしないのだろうけど。やっぱりウェイバーとライダーのコンビが見物。
書き手が奈須きのこ先生じゃなかったので不安はありつつも、満足な内容でした。でも、やっぱり奈須きのこ独特な書き方が好きだったり。最初からあとがきまでじっくりと読ませていただきました。