あ り え な い

かなりの長文になるので隠すことに。とりあえず今日の記録として

会社で青年部というのがありまして、普段であればこの時期に勉強会というのがあるようで。しかし、時間が取れないという事で、代わりに回覧が回ってきました。書いたのはその青年部の部長。様は「コレを読んで勉強しろ」ということなんだろうけど・・・






         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『勉強会の内容を読んでいた
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        思ったらいつのまにか会社や人生の愚痴を読んでいた』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    論文だとかレポートだとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…




まぁそんな感じ(どんな感じだ

以下その回覧の冊子から引用(社外秘とかコピー禁止などということは特に書いていなかったので)

どうも、○○(青年部長)です。いきなりですが、青年部勉強会②です。
すいません遅れました。色々してたんです。
何かっていうと原稿とかなんだけど、その原稿を書くためのパソコンが、
なんか、なんていうか、あの・・・・・・なんてーんだアレ、ウィルスバスター的な?
パソコンの予防接種みたいなのの期限が切れたって表示が出て、急いでお注射しないと病気になりますよ、みたいな表示も出て、そんなこと言われてもさぁ、はてさてなわけですよ。
でも期限が切れたってことは以前はちゃんと予防接種出来てたってことなので、きっと出来ると思うんです。


でもパソコン用語って調べれば調べるだけムカムカするほど意味分からなくって、本当にみんなこんなの出来てんの?俺そうとうバカなのか?ちくしょうめが!!
「セキュリティーの延長コードを入力してください?」
延長コードならコンセントに刺さってますが何か!?
「アクティブ化させてください?」
今年はワタクシ結構アクティブですが何か!?
もうあいつら言ってることがチンプンカンプンなんですよ!
早いとこ予防接種させてくれないと怖くてネット出来ないじゃん。
で、今やっとこ近いところまでは来れた気がするんですが、パソコンはずっとアクティブ化っていうのをしつづけていました。


ほんとうはみんなを集めて勉強会をやりたかったけど、時間がないので回覧を回しますので代わりにこれを読んで頂ければいいかなと・・・
今回はボクが入社して思ったことを真面目に書いてみました。
ただこれは組合の行事でもなんでもないので、仕事中にこれを読まないように!!(超長いし)

とコレがプロローグ。実際に必要な部分といえば、上の2行目の「すいません遅れました」までと1番下の段落だけだと思うのは自分だけではないはず。あと言葉遣いを直すのは必須。これはブログなのか?友人へのメールなのか?と思ってしまいます。ちなみに上司がこれを読んだら『なんか、なんていうか、あの・・・・・・なんてーんだアレ』ってところで回覧の冊子を床に叩きつけてました。わかります、その気持ち。こんな文章が最後まで続きます。A4の紙9枚にビッシリと。



僕が○○(会社名)社員の大嫌いな所があります。
それは、自分は何も考えてないし、何もしないくせに他人の文句ばかり言う人が多い。

第1章『否定』


出だしから快調に飛ばしてました。これが青年部以外の上司が読むって事考えて書いている文章とは思えない。案の定自分の部署で上司課長以下の上司全てが読むという事態になったわけです。おぉ、恐ろしや・・・。

自分を何も変えないで、ただ事態だけが変わればいいと思っているさまを狂気といいます。人間ってのは「その立場」になってみないとわからないことって本当にたくさんある。立場が変われば、世界の風景や価値観なんて簡単にひっくり返ってしまうもの。だからこそ、相手の立場を少しでも考えられる「想像力」というものが、とても大事なんだろうと思う・・・・

人間とは他者の痛みを想像できない生き物だ、という前提になってそこから努力してみると、見えるモノってのは結構ある。
人はわかりあえるなんて言う、甘ったるいことを言っている人達には「わかり合う」ってことの難しさはきっと、死ぬまでわからないんだろうな・・・とかとか思ってみたり

上段は至極もっとも。肯定します。決して「想像力」だけでは足りないと思いますが。だけど下段は納得いかないかなぁ。「人はわかりあえる」って言う人が一概にその難しさを知らないとは限らないし。まぁ軽々しく使う言葉ではないとは思います。というかそういう気持ちがなかったら上っ面の付き合いしかできないのでは?


普段の会話をいつも聞いていて、どうも不満に思ったんです。会社の先輩達の話を聞いていていつも不思議に思うことなのですが、この人たちはどうしてこんなにも狭い世界の中の話をするんだろう?って思うのです。使う言葉も、すべて系統が似ています。
他職場の陰口とか、どうせやってもムダとか!とか、女性陣の気を引く事しか考えてないとか、、、
うーん僕も『早く死にたい』とか同じ言葉を使う系の人なので、まーそれ自体は批判出来ないんだけどさ・・・

最後の言葉で全て説得力を無くします。それこそこの回覧全ての。『早く死にたい』って言ってるかまってチャンの方がタチ悪いと思うよ。ここ最近の事件を見ると特に。自分としては他職場の陰口は他人の意見なのであまり気にしないし、「やってもムダ」と言われてもやるのは自分だろって話だし、女性陣の気を引くのなんて男としたら当然なんじゃないかと思う。女の人に気がないとかそっちの方がある意味危ない気がする・・・。それに最近眼鏡を外して、髪の毛を立たせるようになった人がいたようなー。



「人間は幻想の村社会の村人。自分のいる場所という「部分最適からしか世界を眺めることのできない、井の中の蛙なのだ。みんな幻想を見たいだけなのだ」 (by カエサル)


↑↑↑これ、うちの会社の全職場の上司全員が当てはまってますね。他職場が全て悪い。自分は100%正しいって・・・上司達みんな言ってます。リアルを見るのが怖いんですね。
僕が思うに、上司や先輩個人個人の言うことなんて50%くらい信じておけばオッケーです。残り50%は間違ってますから特定の先輩達のいう事だけを信じないように!!戦略を担うものには、長中期の道を誤らないための指針を定めて、そしてそのことが浸透する組織構造をデザインする義務がある。
たくさんの人の人生を背負う義務があるんだから。
そして最も重要なことは、絶対に幻想を見ない、甘えを許さないことだろう。頂点の指針が揺らげば、妥協すれば、すべては崩壊する。
色々思うことはは多いけど、一番教訓になっていることは、何事も本当の所はやってみないとわからないということですね。さかしらに、経験もないくせに批判してもダメ。批判は何も生まない。まずやってみる。

そして体験を深め、広め、世界の複雑な多層構造を実感した上で、世界を眺めないと、悲しいほど狭い視野で世界を眺めることになる。


あぁ、このページから言葉を取ってきたんですね。というかコレ書いたのあの人じゃないよなぁ・・・。アメーバからはてなダイアリーに移っているようで。さてそこら辺はどうなんだか。
この文を読んで「俺はめちゃくちゃグローバルだっての!!」と言った上司にワロタ。そうか、そういう切り替えしはアリだ。


これで大体3枚。文章はもっとありましたが、そこまではさすがに。残りは明日と明後日辺りに。