H2文庫版
19、20巻購入。そして、完・結!!
面白かったです。買ってよかった、出会えてよかった。しかし、毎月の楽しみだっただけにこれで終わってしまうのが残念でもあります。ストーリーは凄くあだち充先生らしい作品だったんじゃないかと。まぁクロスゲームとH2、タッチぐらいしか触れていない自分が言うのも何ですが。
- 作者: あだち充
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/02/13
- メディア: 文庫
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以下H2全巻読んでの感想
個人的に好きなキャラベスト3
主要キャラも好きなんですがそれを脇から固めるキャラ達の味も良し。ってことで下記3人がその中でも好きです。
3位佐川
最初は何だ?こいつ、って思いましたが、こういうニクイキャラ好きなんです。登場数、活躍場面は多いとは言えないけど、それでも抑えるべきところはしっかり抑えているところがいい。しかし、最初に比べて後半は大分丸くなったなぁ。佐川、大竹、島の3人組はいいトリオ。
2位ひかりの母親
この人無くして比呂のプロの道無し。序盤そこまで登場回数は無かったのですが、この人の死は大きかった。比呂とひかり母との回想シーンはH2最大の感動シーン。
1位稲川監督(明和第一野球部監督)
解説も出来て、指導力・人望もある大人の中では1番として出来てる人物かと思ったら、過去に校長の車をバットでボコボコにした経歴もある千川高校のライバル校である明和第一高校の野球監督としては申し分ない人物。ここまで完成されたライバル校の監督は中々いないんじゃないかと。シブいけどたまにミーハー、だがそれがいい。
いや、いいキャラばっかりでした。木根とか小山内とか広田とか最初は嫌なキャラだったけど、少しずついい方向へ変わっていったキャラもいましたし。ストーリーとしては治まるところに治まった感じ。それも今までの過程あってこその盛り上がりでした。↑でも書いているように、H2最大の感動はひかり母の死。それが比呂にとっても大きいことをひかりも知っていたからこそ、千川と明和一の試合の時に自分の代わりにひかり母の写真を比呂に託したんだろうなぁ。
比呂と英雄の最後の対決は見物。本当に良かったです。