牙狼〈GARO〉 〜RED REQUIEM〜

3D初体験。3Dの印象としては正直イマイチかなぁと。確かに浮き出て観える為迫力はあるかもしれないけど、焦点を合わせないといけない事と3Dメガネの鬱陶しさを考えると2Dのままでいいと思えてしまうわけで。遊園地のアトラクションとかは短時間でいいかもしれないけど、映画1本となると疲労感を思えてしまうかも。

ストーリー自体はTV版を知らない方でも分かるような内容でした。

以下ネタバレあり


TV版の後日談的な内容で、登場人物は鋼牙とザルバ以外は初登場。ってか、ゴンザぐらい出してやれよ・・・。鋼牙以外の魔戒騎士は登場しますが過去話でしか登場しない為、絶狼とか登場することを期待していた自分としては少し残念。盛り上がりとしてはやっぱり鋼牙が牙狼に変身してからが最高潮でした。しかし、その変身も前半の数分と後半だけだった為、その間生身のアクションはあれど正直中弛みしてた部分は否めないかも。過去に鋼牙が「魔戒騎士とは何ぞや」って事を教えてもらった人物が今は亡き烈花の父親という事がリンクし、鋼牙を通して烈花の父親の言葉が娘の烈花に伝わるシーンは良かったんじゃないかと。

良かった点

・映画で予算があった為かCGがTV版よりも自然で迫力があった。
・4年の歳月が経ってもルックスがまったく変わらない小西遼生
・エロさ健在。おっぱい、太股イイねっ!

気になった点

・物語中盤の中弛み。
斉藤洋介の滑舌の悪さ。

総評

盛り上がるところは盛り上がったし、ストーリーとしてもいい感じにできているのに「凄い良かった!!」と正直に言えないのは3Dでの欠点とTV版とは違う1時間半ぶっ続けのストーリーってことがあるからかなぁ。でも、次また映画を公開したら必ず観に行くだろうし、TV版をやっても観るだけの面白さは持っていたんじゃないかと。今回で完全に完結って内容でも無かったし、まだまだ展開はできるんじゃないかと。その為にもこの映画が成功と言えるだけの結果が出て欲しいと思います。

ってか中尾彬はこの映画でもねじねじしてるんだな(笑)