恋と選挙とチョコレート 森下未散ルート終了

3周目、未散ルート終了しました。キャラとしては1番興味の無かった未散ですが、最後の展開には引き込まれました。序盤になぜ未散がショッケンにいたのか、未散がどういう人物なのか疑問を残さない内容で満足。というか個人的に未散より・・・。


以下ネタバレあり



正直未散と会長が兄妹関係なのかなぁと思ってましたが違った。目の色が同じっぽかったのでてっきり異母兄弟か何かなのかと。それでも別の繋がりがあり、他のストーリーには登場しないであろう"香奈"の存在を通じて、会長にとっては特別な繋がりを感じていたようですが。
未散が治安部直属のスパイであり、その活動中に裕樹に見つかり、成り行きでショッケンに入部することになったこと。そして、会長は自分の好きな人であり、敵対派閥の犯行で植物人間にされてしまった香奈がとても気に入っていた未散を気に掛け、見守っていたということが未散ルートでは明かされました。てっきり会長は真っ黒黒な人物だと思っていたわけですが、その正反対の人物だったようで。他のルートでもなぜあんなに裕樹を当選させたく思っていたのかという疑問もこのルートで解消。香奈の入院費を治安部の予算から抜いていた・・・とだけ言ってしまえば微妙な感じになってしまいますが、そこに込める理由が理由だっただけに個人的には納得かな?
未散のストーリーではなく、未散のストーリーを使った会長と香奈のストーリーという印象の方が大きいわけで。未散ルートで1番の見所も香奈が目覚めて会長と話している場面だと思いますし。

あと千里に関しては未散が裕樹にとって守る存在というのを過去の自分とダブらせ、自分はそろそろ裕樹を卒業し、1人で立っていく事を決意する・・・ってことで完結。未散の行動に途中寛容だったのもそれが影響してたという事か、納得。