恋と選挙とチョコレート 木場美冬ルート終了

千里ルートに続き、美冬ルートも良ストーリーでした。このルートをやる為に恋チョコを買ったと言っても過言ではない自分としては満足のいく内容でした。やっぱり千里との三角関係もあり、修羅場もありましたが、許容範囲内だったので全然OK。
このまま恋チョコは良い印象を持ったままフルコンプできるか?

以下ネタバレあり



高藤に入学する前から裕樹の事が好きだったけど、自分の学校生活を変えてくれた恩人であり親友でもある千里に気を使い、その気持ちを隠していた美冬。美冬が千里の裕樹への想いを知っているように、千里が美冬の裕樹への想いを知っているという事に少しだけ驚きました。千里は裕樹に対して恋愛感情を抱く女を全員裕樹から遠ざけていたわけだから、もし美冬が裕樹に対して恋愛感情を抱いている事を知れば確実に美冬を裕樹から遠ざける対応をすると思っていたので。そういった意味で千里も他人に気を使うことできるんだと恋チョコを始めてから初めて思ったような気がする(笑)
裕樹とキスをしてもヤっちゃっても千里への罪悪感を持ち続けて「好き」とは言えず、その関係に耐えられなくなって今までに戻ろうとしても裕樹と千里が一緒にいれば嫉妬してしまう美冬は凄く輝いていたような。普段は大人しく穏やかな雰囲気をしている美冬が情緒不安定になるっていうギャップがイイです。そして、そこから自分の気持ちに素直になってデレるっていう展開がさらにイイ。
千里に関しては千里ルートで明かされた裕樹への依存(亡くなった弟の代わり)という設定もしっかりと解消していて安心しました。そういう伏線はどのルートでも解消されると見ていいのかな?ただ、他のルート全てが今回の美冬ルートと同じような解消の仕方では面白くないので、どういった形で変えているかに注目しようかと。

適度な修羅場、美冬の心理状況も日記を使ったりして上手く表されていたし、病弱な設定も最後に使い、使える内容を全て使っていたストーリーだったので気持ちよく終われた感じがしました。ただ、正式に付き合ってからの描写が少なかったので、そこら辺をファンディスクを出してもらって補完できればなぁと思ったり。