ちはやふる 第1話『さくやこのはな』

原作既読。「このマンガがすごい!」2009年オンナ編3位・2010年オンナ編1位に選ばれた漫画がアニメ化。少女漫画ではあるものの恋愛描写は巻が進めば進む程無くなり、あとがきでもそれがつっこまれている珍しい漫画。実際かるたが主体の話であり、恋愛よりも友情とか人間の成長の描写が丁寧に描かれている漫画なので男女問わず読みやすいのではないかと。
モデルの姉を持ち、自身も美人ではあるものの言動がそれを台無しにしている為"無駄美人"と言われてしまう綾瀬千早。そして、千早の幼なじみであり、成績優秀・スポーツ万能・イケメンと向かう所敵無しでありながらも、運が無く、千早に片想いという事もありそのステータスを持ってしても同情を引いてしまうある意味残念イケメンの真島太一。小学校時代福井から東京に転校し、千早がかるたにのめり込むキッカケを与えた綿谷新。この3人の小学校時代の話がこれから数話は続く形。今回だけ見ると小学校時代の太一は好きな子(千早)にちょっと行き過ぎたちょっかいを出してイヤなキャラになっているけど、原作を読んで先の展開を知っている自分としてはその頃とまったく同じ見方しかしてもらえない太一が不憫で不憫でしょうがなく思えているので観ていてストレスは溜まらず。OPのように3人が仲良くなるまであと2,3話使うと思うので少し我慢が必要かも。
個人的には小学校編は早めに終わらせ、高校生編にいってもらいたいところ。