大図書館の羊飼い オペラ座の羊飼い

書店等にある無料冊子。ページ数としては30ページ弱。シナリオは『大図書館の羊飼い overture』でも担当していた田尾典丈氏。
内容としては体験版後のひょんな依頼が羊飼いに繋がるのでは?といった話。話の中でもあるように『オペラ座の怪人』を少しオマージュした内容で、どのヒロインに活躍が偏る事もない共通ルートらしい一幕。大半は本編主人公の筧が解決してしまう辺り、展開としては『氷菓』と似たような印象を受けました。本編に向ける収穫としては図書部が生徒の依頼を結構多く受けているらしいということ。ということは、その依頼を各ヒロインと解決しながら進むのが共通ルートのメインなのかな?と思ったり。

「なんにせよ、結局、羊飼いは現れずかー」
「なんだ?小太刀は羊飼いに会いたかったのか?」

後半の一場面での小太刀のこの発言はどう捉えていいものやら。OPでも少し他のヒロインと扱いが違った小太刀の謎は深まるばかり。『大図書館の羊飼い overture』同様完成度高し。本編購入予定で見つけた方は読んでみて損は無いかと。