大図書館の羊飼い Dreaming Sheep まとめ感想

フルコンプ。1つ1つのストーリーはさほど長くなく2時間くらいで終わり、内容もファンディスクらしいヒロインとのイチャラブあり、ちょっとシリアスありな内容。シリアス面に関しては普通ファンディスクの内容では控えるような気がするんだけど、ヒロインの特色を出すことを優先したように思えました。なので、ひたすらイチャラブアフターを期待していた人からしたら思っていたのと違うと思う可能性が。個人的にはこういうファンディスクもありかなと思える範囲でしたが。
多岐川さんのヒロイン昇格はもちろん、前作で気になっていた玉藻ルートのアフター補完が特に良かったんじゃないかと。



前作の『大図書館の羊飼い』の時にも思ったけど、オーガストは無理に立ち絵を動かすわけじゃなく、立ち絵を活用したカットが上手い具合に生きてるなぁと思いました。そういった演出で楽しめた場面が多々あった。
それとヒロインだけじゃなく、脇を固めるサブキャラ・・・特に高峰の存在は偉大。おちゃらけるしツッコむしシリアスもできた上でキャラの筋が通っているっていうのは反則レベル。ただ、そのオールマイティっぷりが仇となっているのか理不尽な立ち位置もあるけど。『真夏の平和なバトルロイヤル』行われたキャンプでのハブられっぷりには誰もが心を痛めるんじゃないかと(笑) 高峰に幸あれ!

総評

80点。十分楽しめるファンディスクでした。フルコンプしたものの、今後も『大図書館の羊飼い』『大図書館の羊飼い Dreaming Sheep』を行き来することは少なくないかと思います。それだけ自分にとっては肌に合ったゲームであることは間違いないわけでして。この先アニメ化、それに伴ってあるであろうコンシューマー化とまだ広がりをみせそうなので楽しみにしています。