グリザイアの果実 第6話『レーゾン・デートル』

由美子ルートここで投入!まさかの1話完結!!
エロゲのアニメ化って看板ヒロインの話がどんなに悪かろうと最後に良いトコ持って行くってイメージがあり、「個人的にはこっちのルートの方が良いのになぁ」とか思うことが度々あるわけで。そこをあえて違うヒロインで締めた作品って中々無いような。ぱっと思い付くのが『ましろ色シンフォニー』。『グリザイアの果実』に関しては看板ヒロインである由美子ルートも決して悪くはないんだけど、他ルートに比べると見劣りしてしまう部分は多少あるわけで。原作で個人的に1番光っていたと思われる「プロローグ・デ・ラ・グリザイア」の内容もアニメ2話目で補完されてしまったので、由美子ルート1話でまとめられても不満は無い。"グリザイア(灰色)の果実"の描写もこの話で使っているし。しかしそれでも看板ヒロインを1話でしかも中盤の6話で終わらせるってのは中々できるもんじゃないし、原作の内容しっかり分かっていないと出来ない選択なんじゃないかと。原作シナリオの木緒なち氏も脚本協力しての後半オリジナル展開だったわけだけど、由美子と父親の和解は最終話くらいにやってほしいところ。
サブタイ的に次回は幸ルート?しかも幸ルートも1話で終わってしまいそうだ(笑) もうここまでメリハリ付けてまとめるんだったら、蒔菜ルートを8・9話で。天音ルートを10〜12話でやって最終話は各ヒロインの後日談+天音ルートラストで締めて迷宮・楽園要素の2期への期待をぶっ壊してもらいたいところ(笑)