ST 赤と白の捜査ファイル

会社の後輩に「面白いですよ!」とDVD BOXを借りてハマり、劇場版も観ました。
警視庁科学特捜班通称"ST"に所属する赤城左門(藤原竜也)を含めた優秀でありながら、どこかしら問題点がある5人とそれを統率する立場にあるキャップこと百合根友久(岡田将生)を中心とした刑事ドラマ。事件を発端とした物語はもちろん、この作品の見所って藤原竜也岡田将生の演技が見所なんじゃないかと。DVD BOXに収録されているメイキング映像でも言っていたけど、赤城の決め台詞「謎が全て解けてしまった」のリアクションは回を追うごとに荒ぶっていったのには笑った。この役は藤原竜也だからこそと思えるキャラに仕上がっていました。

映画ではTVドラマ最終話最後にあった赤城逮捕について、それの発端となった事件を中心とした内容で、百合根が昇進しSTを去るまでの3日間の話。
赤城の「謎が全て解けてしまった」という決め台詞あり、赤城vsSTチーム展開あり、笑いあり、アクションあり、感動ありの見飽きることのない115分でした。

「キャップへの恩返しだ」

対人恐怖症で引きこもり、それなのに常に上から目線で自信家・毒舌家のオレ様キャラで一匹狼を自称する人間としてどうかと思う部分がありまくりな赤城が映画で百合根のことを想って出たこの言葉には涙腺が緩んでしまいました。TVドラマ1話ではそんなこと言うキャラじゃ全然無かったんだから(笑)
TVドラマのSTが好きだった人なら良い映画だったと思えるんじゃないでしょうか。

評価:★★★★★

公式ページ:http://www.st-movie.com/