夏空のペルセウス 菱田あやめルート

2周目は唯一3年生で天然のあやめルートへ。体験版をプレイした時にはその天然っぷりが良いとか思っていたわけですが、それがこんな形になるとは・・・。自分が予想していた展開とは悪い意味で違った展開を魅せました。主犯は主人公である森羅なわけだけど、翠ルートでも思った森羅の行動の後手後手っぷりにはどうも・・・ね・・・。


以下ネタバレあり


森羅、恋の"力"は身体的障害だけじゃなく、精神的障害も取り除く事ができるという他ルートでは明かされ無さそうな要素が。その"力"によってあやめの両親の事故で抱える心の傷を取り除こうとしたら、その傷と同時に恐怖心も取り除いてしまう展開に。森羅の良かれと思ってやった事が裏目に出てしまい、「こんなはずじゃなかった!」展開はまぁ良しとしても、元々その力を知られない為に移り住んだはずなのにその"力"をあっさりと使ってしまう辺り、恋でなくても厭きれ返ってしまうこと必至な気がするんですが。

「私を壊した、責任です」

「……ああ、怖かった」


場面場面で印象に残る台詞を言うあやめはヒロインの鏡や!それに比べて森羅が何をやったかと振り返ってみてもイマイチ印象に残っていないというか、恋のお兄ちゃんどいて!そいつ殺せない!展開の方がインパクトあってそれに打ち消されてしまったからか。翠ルート同様森羅は自分主体の流れで行動できないまま終わってしまったのが残念。


次は実妹の恋ルートへ。