鬼うた。 美作小春ルート終了

とりあえず1周目終了。んー恐いもの見たさもあり期待しすぎていたもんだからちょっとがっかり。もっとはっきりその描写を表すかと思ったら基本文章だけで、これだったらアニメの空の境界の方が何倍も酷い。期待しすぎたなぁ。


以下ネタバレあり

前々からネタバレレビューで

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があることは知っていましたが、これ知っている時点で驚愕半減。しかもそのバックショットなもんだから驚愕なんて無いに等しかったなぁ。

中盤のコンサートまでは割りとエロ多めなラブコメチックなだけで、そのまま進んだら進んだで良作になりそうなだが、その後からが『鬼うた。』の本領発揮。中盤に掛けての小春の成長振りは良かったけど、本質的にヤンデレなんだから他のステータスが上がろうが下がろうが、行き着く場所は同じって事で。

1度は実の弟である秋人の事を諦めようとするものの、綾子の自殺により事態は急変。

アヤちゃんしかあーくんを幸せにすることはできない・・・でもその幸せにできる本人は死んじゃっていない・・・あーくんを幸せにするためにはどうすればいいんだろう・・・・


そうか!私がアヤちゃんになってあーくんを幸せにすればいいんだ!!


ここら辺の思考の転換から小春の本気。

私がアヤちゃんになっても死んだら一緒・・・それじゃあーくんをずっと幸せにはできないそのためにはどうすればいいんだろう・・・・


そうだ!あの鬼娘から角をもらえばいいんだ!!

最初は険悪な小春と姫歌も少しずつ認め合い、親友と言っていいほどの仲になったはずなのに、秋人の事を想えばそんな親友すら殺せちゃうんだぜ。その徐々に仲良くなっていく小春と姫歌が個人的に1番良かったんだけどなぁ。
姫歌すらも殺してしまうし、全てを拒む秋人には折檻するし、もうずっと小春のターン。そんな自分も秋人の事を好きだが、秋人の幸せの為に綾子になりきる小春の気持ちを察してそのどちらも愛すると決めた秋人は肉欲に溺れるのでした。

普通だったらバッドエンドなんだが、これでは正式な小春ルート。他のルートもこんな感じで救われないのかね。どうでもいいけど、『苦虫を噛み潰す』という表現が多かった。