星織ユメミライ 篠崎真里花ルート

幼なじみ(篠崎真里花)のCVがあじ秋刀魚と知って購入を決意した本作。tone work'sの前作『初恋1/1』プレイ済みなわけですが、あーそうだ、あれもプレイしていて結構精神ダメージあったんだっけ。ってことで、本作も精神削りながらプレイしております(ぇ

初恋1/1』の時からそうだったんですが、tone work'sの作品は等身大の恋愛が他ブランドよりもリアルな印象。というのも世界観というか設定からリアルっぽさが感じられるんですよね。『初恋1/1』のメール内容も中々リアルだったんですが、本作ではメールではなくLINE(本編ではLIME)でのやりとり。
初恋1/1



『星織ユメミライ』

それに加え、主人公は恋に勉強に仕事、夢に向かって真っすぐアクティブに動く好青年。学園生活から就職、結婚生活までの内容となっているので他のエロゲでは中々生まれない心情に。これ主人公の名前変えられるんですが、自分の名前にしてたら感情移入どころか自己嫌悪に陥りそうなんですが・・・。

とまぁ、精神的にはちとキツくなるんですが、内容は丁寧に仕上がっていて良かったんじゃないかと。あじ秋刀魚ボイスはやっぱり良いっすわ。

↑のスクール編からアフター編でのちょっとした容姿の変化も見所の1つ。極端に変えるのではなく、若干変える辺りがまた良い。


以下ネタバレあり


小学校の頃喘息でまともに学校に通えなかった真里花。そんな真里花と同じクラスで隣の席だったことがキッカケで主人公の涼介(名前変更可能)はプリントを家に持って行ったりしている内に仲良くなる。が、親の都合で涼介は引っ越すことになってしまい、真里花は再会した時は喘息が治って一緒にいられるように水泳や合唱など喘息を治すことに専念していたのである。涼介と再会できることを信じて・・・。

「いいの。わたし、待てる女だから」


再会系幼なじみとしては王道。基本こういうタイプは再会した時から主人公に対して恋愛感情持っていること多いですし。しかし、涼介・真里花共に最初から最後まで悪い部分が全く見られなかったなぁ。交際・結婚の障害となっていた真里花の父親も親バカっぷりを発揮して反対はしていたものの、涼介との関係の変化についてはかなり丁寧に描かれていたので悪い印象は持たなかったし。涼介と真里花の父親が少しずつ打ち解けていく過程が良かった。
まぁそれにしても、涼介と真里花が再会した日に涼介の家(一人暮らし)のガスが通っていなくって風呂に入れないから真里花の家の風呂に入り、真里花の父親と風呂に入った後に入れ違いで真里花と遭遇するだけじゃなく一緒に風呂に入っちゃう展開には笑ったわ(笑)

涼介を中心に希望に満ち溢れた姿(特に社会人になってから)を見ると「あ、自分糞だわ」って自己嫌悪に走ることもありましたけど、楽しめましたよホント。当初の目的であったCV.あじ秋刀魚の真里花ルート終わってもまだモチベーション保てているので次のルートへ。
次はクールな黒髪ロングの鳴沢律佳へ。