グリザイアの楽園 プロローグ・デ・ラ・グリザイア

ブランエールの種編クリアー後に解放されるストーリー。グリザイアシリーズ第1作目の『グリザイアの果実』の前の話。美浜学園に天音を始め、みちる、蒔菜、幸が転入して由美子を中心とする環境が変化し、それに由美子が馴染んでいく展開は思っていた以上に良かった。果実をやったのが結構前であやふやな部分があるんだけど、序盤の由美子の印象って何か癇に障ることがあったらすぐカッターを取り出して切りかかってくるイメージだったんだけど、ここまで冷静なキャラだったっけ?(笑) まぁ雄二を敵対する心理描写も終盤で描かれているので筋は通っているんだけども。
前述したように由美子視点の強いこのプロローグ編。中でも個人的には蒔菜が天音にベタベタになるまでの経緯、みちると幸の主従関係がどういう風に出来上がったかというのがこのルートで補完できたのが大きい。そんな2組のペアが出来上がった状態でも由美子がハブられていないバランスの取れた内容に出来上がっているというのも好印象の1つかと。
しかし、蒔菜の態度の変化にはギャップがありすぎて笑ってしまうわ(笑)


フロントウイングってアニメーションも上手く合わせていて本当に良い。